9月26日から28日まで開催された国内最大のゲームデベロッパーカンファレンス『CEDEC2007』。
旧来型のゲーム産業の行き詰まりとニンテンドーDS・Wiiの成功などで激変するゲーム開発のあり方についていろいろと興味深い講演が行われたようです。
気になった記事をいくつか。
ファミコンの開発者上村氏とパックマン岩谷氏がゲーム産業の歴史を解説。
日米での産業の歩みの違い、とくに日本では子供の娯楽であった遊技場にアメリカでは1930年代からピンボールという大人のためのゲームが存在していたという指摘は興味深い。
ポンやスペースウォーなどの近代アーケードゲームもアメリカではパブなどに置かれていましたしね。
遊びのためだけのゲームから脱却は、近年のゲームメーカーが積極的に取り組んでる課題ですね。
カナダで配布された高校生向けのシヴィライゼーション3オリジナルMODは話には聞いてましたが興味があります。
KONAMI向峠氏、Wii「Elebits」の制作手法を発表。ぶれない方向性を示し続ける、企画書作成までの長い道のり
WiiのロンチタイトルでもっともWiiリモコンの性能を引き出した傑作として賞賛されたエレビッツの開発手法について向峠Pみずから解説。
KONAMI、スクウェア・エニックス、セガ、バンダイナムコの大手4社が“技術部”のあり方を討議
コナミ・スクエニ・セガ・バンナムが開発体制についての議論。
かつての優れたデザイナーがアイデアを形にしていくことでゲームが作れた単純な時代とは違います。
大がかりな制作となると社内での役割分担やノウハウの共有、フレームワークの外部化など全体を見渡せる現場を維持することはどんどん困難になってきています。
「ゲームとは勝利と生存の喜びを表現する装置である」脚本家・川邊一外氏による講演「ゲームとは何か?」を紹介
技術云々を取っ払ってゲームとは何かのレベルまで立ち返るそもそも論。
『ゲームとは勝利と生存の喜びを表現する装置』に関連して、かつて国内ゲーム産業の父でもある任天堂の横井軍平氏(故人)が『ゲームとはセックスですよ』と語っていたのを思い出しました。
メスを巡る闘争こそがゲームの根源であると言ってましたね。
横井氏が他界してからもうすぐ10年になります。

Comments and Trackbacks