来年のNHK大河ドラマ『篤姫』の第三次出演者発表会見が9日、東京渋谷のNHK放送センターで行われました。
同ドラマのタイトルでもある篤姫役(天璋院篤子・徳川幕府13代将軍徳川家定の正室)には宮崎あおい、皇女和宮役(和宮親子[かずのみやちかこ]内親王・徳川幕府14代将軍徳川家茂の正室)を堀北真希が演じる事はすでに発表済みで今回は追加キャストの発表です。
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タイトルの銭形愛と銭形舞についてわからん人はこっちで。
詳しいキャストはこっちで見てもらうとして…
いくつか気になったキャスティングをリストアップ。
- 徳川家定:堺雅人
- 新撰組総長の山南さんがさわやかに将軍にクラスチェンジ。 惜しむらくは結婚直後に死ぬ運命か。
- 西郷隆盛:小澤征悦
- 木曽義仲から西郷どんへ。 これは雰囲気的にもあってそうだ。 それにしても音楽一家の小澤家なのになんでこんな野性味溢れてるん?
- 大久保利通:原田泰造(ネプチューン)
- えぇぇーーーーーっ!? 大丈夫なのか?
- 幾島:松坂慶子
- 篤子とコンビを結成する(w)ひとです。 ほりきたとは『人間の証明』で親子役で共演。 今度は篤姫付きの侍女として和宮とは激しい対立が予想されます。
- 勝海舟:北大路欣也
- えらい重量感のある勝先生やなぁ。 黒船来航時で30歳くらいで幕府の中枢に入るころも40になるかならないかくらいだったはずだが…。
- 孝明天皇:東儀秀樹
- 楽家から天皇へ。 華麗すぎるw
- 坂本龍馬:玉木宏 & お龍:市川実日子
- 幕末最強カップル、人呼んで『ダブルドラゴン』w。 龍馬に玉木宏ってちょっと堅いような気もしないこともないがなんとかなるだろう。 飄々とした演技に期待。
う~ん。
Gackt謙信ほどのインパクトのあるキャストはないがそこそこ良い感じ。
人間関係がややこしいので解説
主人公・篤子は薩摩藩主・島津斉彬の養女で前述したように13代将軍家定の側室となります。
当時、日本ではペリー来航以来の幕末混乱のまっただ中で、有能な将軍候補とされていた一橋慶喜(後に最後の将軍・15代徳川慶喜)を将軍後継とする一橋派の運動により将軍家に嫁ぐことになりました。
しかし、その翌年に最大の後ろ盾である養父・島津斉彬、そして夫である将軍家定が相次いで死んだため家茂が14代将軍となり慶喜擁立は失敗します。
さらに、慶喜擁立を目指した勢力はこの直後に大老・井伊直弼によって引き起こされた安政の大獄により中央政界から追放されます。
幕府は幕末の混乱によって失墜した権威を回復するために、京の朝廷との関係を強化するべく『公武合体策』に乗り出します。
公武とは『公・朝廷の権威』『武・徳川幕府の権力』を意味し、その合体のために当時の孝明天皇の妹である和宮を降嫁させ将軍家茂の側室としようという構想です。
そして、和宮は若干16歳にして武家に嫁いだ歴史上唯一の皇女となり激動の幕末政治史に名をとどめることになります。
武家の女である篤子と天皇の妹である和宮は嫁姑関係でもあり生活習慣がまったく違うなどで不仲であったとされます。
しかし、将軍慶喜による大奥改革に対して2人が共に抵抗したりすることもあったそうです。
篤子は本来慶喜を将軍として擁立するために将軍家に嫁いだ身でありましたが個人的には当時の慶喜との仲は険悪であったとか。
その後、事実上の幕府崩壊後になおも武力倒幕を強力に進める薩長・朝廷の連合軍にたいして篤子は出身の薩摩藩へ、和宮は朝廷に対して徳川家救済と徳川慶喜助命の嘆願を行ったとされます。
不仲だった2人は明治の世になってから勝海舟の取りなしで和解し仲良くなったとのことです。
激動の人生を生きた皇女・和宮は明治10年にまだ30代前半という若さで脚気が原因で亡くなります。
一方の篤子は徳川宗家の嫡子養育や元大奥の女性達への資金援助を続け、和宮に遅れること六年、明治16年に一橋邸で亡くなりました。

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